大賀蓮(オオガハス)をご存知でしょうか?

昭和26年岡山市出身の植物学者・大賀一郎博士が、千葉県の弥生時代とみられる遺跡の泥炭層から種子を発見し、発芽に成功したものです。
1951年に3粒採取され、そのうちの1つが発芽に成功したのだそうです。
これらの種子は、2000年以上前のものと推定されています。
他種に比べてピンク色が薄く、華の開きが大きいのが特徴です。

 

阿藤伯海記念公園にある大賀蓮は、平成17年にかもがた町家公園から移植したものです。
町家公園の大賀蓮も見事ですが、阿藤伯海の蓮の池のほうが広いんですよ。

7月19日に蓮を見に行ってきましたが、ピンク色の花を咲かせていました。
蓮の花は昼頃には閉じるので、朝~午前中に見に行くのがおすすめ。
2000年前に思いを馳せながら、朝の心地よい空気を吸いに来てください。

 

大賀蓮を見た後は、ぜひ阿藤伯海記念公園を散策してくださいね。
孤高を貫いた昭和の漢詩人・阿藤伯海の生家を修復し所蔵資料の展示を行っています。

 

【阿藤伯海記念公園】
所在地:浅口市鴨方町六条院東2385
開館時間:午前9時~午後5時
休館日:毎週月曜日、火曜日、祝日、年末年始
※上記時間及び休館日は旧居の開館情報です。蓮池や記念広場、流芳の丘はいつでも散策できます。

より詳しい情報は、浅口市HPをご覧ください。
https://www.city.asakuchi.lg.jp/page/1889.html