浅口市鴨方町では「鴨方に過ぎたるものが三つある。拙斎・索我・宮の石橋」と昔から里謡にうたわれています。

・西山拙斎(江戸時代中期の儒学者)
・田中索我(江戸時代中期の絵師)
・鴨神社参道宮の石橋

これら鴨方三奇にまつわるスポットは、ごく近くに集まっています。江戸時代に思いを馳せながら気軽に散歩をお楽しみください!

〈所要時間:約1時間/対象者:一人、家族、友達〉


①宮の石橋(5分)

「立体交差の石橋をじっくり観察」
かもがた町家公園のすぐ西側、鴨神社の参道からスタート。
すぐに宮の石橋が見えてきます。橋の下にも道が通っているのが珍しいポイント!立体交差になっており、下からも石橋を観察できます。

↓徒歩で移動 約5分

②田中索我の墓碑(5分)

「索我の墓碑に手を合わせる」
江戸時代の絵師・田中索我は、京都で画法を学び、郷里の鴨方に帰ってからも多くの作品を残しました。西山拙斎とは親しく、索我が拙斎を描いた「華月橋上の拙斎」は浅口市指定文化財となっています。

↓徒歩で移動 約5分

③西山拙斎碑(5分)

「三絶の碑を見上げる」
西山拙斎は江戸時代の儒学者・教育者です。鴨神社の境内から西側に歩くと、西山家の墓所に石碑があるのが見えてきます。撰文は柴野栗山、篆額は頼春水、碑文は頼杏平で、その上建碑を斡旋したのは菅茶山でした。碑文によると、近隣からの会葬者が2,000人にも及んだとあり、拙斎の集めた信望が窺われます。

浅口市指定文化財に指定されています。詳細はこちらから。

↓徒歩で移動 約10分

④かもがた町家公園(30分)

「町家でひとやすみ」
再び山を下ってかもがた町家公園へ。岡山県重要文化財に指定されている県内最古の貴重な町家があります。園内の和風喫茶「まちや亭」では、手延べ麺定食やソフトクリームが食べられます。雰囲気の良い町家で一服するのは至福のひととき。

 

周辺のおすすめお土産スポット

・It’s a beautiful day

かもがた町家公園から徒歩7分。

「デニムの素晴らしさを身近なモノで感じてもらう」をコンセプトに文具・日用品・帽子・鞄から家具に至るまで生活に密着したモノをデニムを中心としたアイテムで提案したライフスタイルデニムショップです。岡山のデニムをぜひお手に取ってください。